シェイプ

この気持ちに名前を付ける

「……っぐ、」 喉を掴まれ息が止まる。そのまま壁に押し付けられて足が浮いた。懇願するように腕を叩くも、相手――シェイプはほんの少し首を傾げるだけで、全く気に留めていないようだった。 今日のシェイプの動きは執拗そのものだった。他のサバイバーに…