桜に嵐
夕闇を幾らか通り過ぎた時間だった。家路についていた私は、足早に道を歩いていた。気が急いていて、だから、すぐに気づかなかったんだと思う。 ひゅうっと強い風が吹き抜けたので、思わず足を止め目をぎゅっと閉じた。再び目を開けた時、なにかが目の前を…
ソニック短編ソニック,メタルソニック
過去も未来も
「ソニックが二人いる……」シャドウと見間違えたとかじゃなくて、ほんとうに、青いからだに赤い靴の針鼠が、二人いるのだ。けれど、一人は見慣れたソニックだけど、一人は背も小さく目の色も黒かった。唖然としていると、見慣れたほうのソニックが言った。「…
ソニック短編ソニック,メタルソニック