鬼滅の刃

我妻善逸は女の子が好き

 柔らかくて、甘くて、可愛いものが好きだ。 だから女の子は好きだ。 というのを包み隠さず表現してたらいつの間にか「遊び人」の称号が与えられていた。何故だ。「サイッテー!!」 バチンという音とともに木枯らしが吹き去った。もうすっかり冬だ。足元…

新緑の森

 その日は朝から最悪だった。仕事をミスって首になる夢を見て目覚め、ベッドから降りたら足をひっかけて転んだ。電車は遅延していたし、仕事のミスはなかったものの残業を頼まれて只今午後9時を回ったところである。 はぁ、と深々ため息をついても誰も聞い…