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ひかりの手のひら

 デスティニーアイランドは、私にとって不変の象徴だった。同じような毎日を同じように過ごして、なんとなく毎日を生きるような、そんな場所だった。 私はそれが好きだった。変化することは疲れることで、慣れないものに触れるのはたまらなく恐ろしい。波だ…