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	<title>いちにちいちまぐろ &#8211; 揺れる</title>
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	<title>いちにちいちまぐろ &#8211; 揺れる</title>
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		<title>（それはキミも同じなんだよ）</title>
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		<pubDate>Wed, 18 Jan 2023 11:35:58 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[まぐろくんは、よく分からない。 ヘンなことを時々言う。 でも、すごい。 そして、優しい。 「うーん、やっぱ分からん」 「な～にが？」 「あ、まぐろくん」 ひょい、と顔を覗き込まれる。相変わらず目は隠れているけど、これは覗...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%ef%bc%88%e3%81%9d%e3%82%8c%e3%81%af%e3%82%ad%e3%83%9f%e3%82%82%e5%90%8c%e3%81%98%e3%81%aa%e3%82%93%e3%81%a0%e3%82%88%ef%bc%89/" title="続きを読む（それはキミも同じなんだよ）">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>まぐろくんは、よく分からない。<br />
ヘンなことを時々言う。<br />
でも、すごい。<br />
そして、優しい。</p>
<p>「うーん、やっぱ分からん」</p>
<p>「な～にが？」</p>
<p>「あ、まぐろくん」</p>
<p>ひょい、と顔を覗き込まれる。相変わらず目は隠れているけど、これは覗き込んでるといえるだろう。</p>
<p>「また難しいこと、考えてる？」</p>
<p>「まあね。ちなみにまだ灯台は見えそうにないよ」</p>
<p>「座礁しそう？」</p>
<p>今度は、私は笑って言うことができる。</p>
<p>「そうなったら引き上げてくれるよね」</p>
<p>「もっちろん★」</p>
<p>キミのためなら海でも渦でも飛び込むよ。<br />
相変わらず、はたから見ればおどけた口調で本心を言った。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>とっても優しいんだ。</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 18 Jan 2023 11:35:25 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[好きと言ってくれたまぐろくんにお礼がしたかった。私ができることといえば、好きといってくれたその絵を本気で頑張ることだと思った。 それまで私は、漠然と絵が好きだから美術部に入って、それなりのものをそれなりに描いていただけだ...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%a8%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%82%82%e5%84%aa%e3%81%97%e3%81%84%e3%82%93%e3%81%a0%e3%80%82/" title="続きを読むとっても優しいんだ。">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>好きと言ってくれたまぐろくんにお礼がしたかった。私ができることといえば、好きといってくれたその絵を本気で頑張ることだと思った。<br />
それまで私は、漠然と絵が好きだから美術部に入って、それなりのものをそれなりに描いていただけだった。<br />
でもまぐろくんの言葉を聞いて、嬉しさもあったけど、漠然としかやってこなかったことに恥ずかしさも覚えた。<br />
だから必死に勉強して、わざと避けてたこともやって。とにかく結果をだそうと思った。</p>
<p>私は、美術室前の廊下に貼られた自分の絵を見上げる。<br />
まぐろくんに言われた通り、水彩を勉強して描いた絵がコンクールで入賞した。<br />
そんなに大きいコンクールでもないし、金賞でもなく銅賞だけど、全校生徒の前で賞状も渡された。<br />
それよりなにより一番嬉しかったのは、まぐろくんにお礼ができたことだった。<br />
まぐろくん、この絵を見てどう思うかな。出来れば、感想聞きたいな。まぐろくんのために描いたわけじゃないけど、きっかけをくれたのは彼だから。<br />
あれ、そう考えると私、なんかまぐろくん中心になってる。いや、いやそうじゃなくて。まぐろくんはそういうのじゃなくて。<br />
私にとってまぐろくんは、なんていうか恩人というか……恩人？それもなんか違う気が、</p>
<p>「未登録名前ちゃん★」</p>
<p>「ひぇっ」</p>
<p>考えていたところに声をかけられたものだから、ヘンな声が出てしまった。<br />
しかも渦中の人物まぐろくん。</p>
<p>「えっとまぐろくん。どうかした？」</p>
<p>極力気持ちを落ち着けて言うも、若干震えていた。<br />
まぐろくんは、気づいているのかいないのか分からないが、それには触れなかった。</p>
<p>「探してたんだ、直接おめでとうが言いたくて★改めて、入賞おめでとう★」</p>
<p>わざわざ探してまで、言いにきてくれるなんて。<br />
まぐろくんは、優しい人だ。</p>
<p>「あ、ありがとう……」</p>
<p>「がんばったんだ、ね★」</p>
<p>それは。<br />
がんばることができたのは。</p>
<p>ここで言わなければ、きっとずっと言えなくなる。</p>
<p>「まぐろくんの、おかげなんだよ」</p>
<p>「えっ？」</p>
<p>珍しく、驚いているふうだった。</p>
<p>「まぐろくんが、私の絵を好きって言ってくれたから。だから頑張ろうって思えたし、頑張ることができた。ありがとう、まぐろくん」</p>
<p>するとまぐろくんは、なんだかばつのわるそうに頬をかいた。</p>
<p>「……やっぱり、未登録名前ちゃんはすごいや★」</p>
<p>「え？なんで？」</p>
<p>すごいのはまぐろくんであって、私ではないと思うけど。<br />
そう言いたかったが、私はまぐろくんの言葉を待つことにした。</p>
<p>「そうやって、自分の気持ちをきちんと言えたり、誰かの期待にこたえてくれたり★それに、とっても優しい」</p>
<p>すごく口を挟みたい。<br />
挟みたいが、今はまだその時じゃない。耐えろ私。</p>
<p>「なんでもない話をちゃんと聞いてくれたり、関係ない部の手伝いをしてくれたり、ね★ボクには分からない、難しいこと考えてたりするのは、芸術的感性の豊かさ、なんだろうな★」</p>
<p>「ちょっと待ってほしい」</p>
<p>私はもうガマンできなかった。</p>
<p>「それ、そっくりまぐろくんに返したいんだけど」</p>
<p>「へ？」</p>
<p>「まぐろくんだって難しいこと考えられるし変わった感性もってて面白いし、こうしてわざわざ褒めに来てくれたりして優しいよ」</p>
<p>「いや、ボクは未登録名前ちゃんのほうが」</p>
<p>「いやいやまぐろくんが」</p>
<p>「いやいやいや」</p>
<p>「いやいやいやいや」</p>
<p>はた、と応酬がやんで。</p>
<p>「「あっはははは！！！」」</p>
<p>同時に、笑い出した。</p>
<p>「な～んだ★ボクら、同じこと考えてたんだ、ね★」</p>
<p>「どうやらそうみたいだよ。おっかしいー」</p>
<p>「この際だから言っちゃうけど★」</p>
<p>「なになに？」</p>
<p>「未登録名前ちゃんに、どうやって話しかけようかって思って、あんな話ふってたんだよ、ね★」</p>
<p>「えーそうなの？特別な話題じゃなくてもこたえるよ私は？」</p>
<p>「うん、でもね……★」</p>
<p>「でも？」</p>
<p>「好きな人に話しかけるのって、緊張しちゃうでしょ？」</p>
<p>だから、なんでもいいから話題がほしかったんだ、そう言ったまぐろくんの頬も少し赤かったけど。<br />
それ以上に私が赤くなっていたし思考の海というか渦に飲み込まれていたので、なんの反応すらできなくなっていた。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>でもすごい人で、</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%a7%e3%82%82%e3%81%99%e3%81%94%e3%81%84%e4%ba%ba%e3%81%a7%e3%80%81/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 18 Jan 2023 11:34:38 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[私は美術部に所属しているばりばりの文系だ。なので、がちがち理系の物理部（という名のなんでも部）とは一切合財関係がないはずなのだが、なぜか今現在物理部の部室にいる。 端的に言うとまぐろくんから手伝いをしてほしいと言われ、今...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%a7%e3%82%82%e3%81%99%e3%81%94%e3%81%84%e4%ba%ba%e3%81%a7%e3%80%81/" title="続きを読むでもすごい人で、">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p> 私は美術部に所属しているばりばりの文系だ。なので、がちがち理系の物理部（という名のなんでも部）とは一切合財関係がないはずなのだが、なぜか今現在物理部の部室にいる。<br />
端的に言うとまぐろくんから手伝いをしてほしいと言われ、今日は美術部の活動がなかったので承諾した。<br />
理系部のなにを手伝えばいいのか皆目検討もつかなかったが、やることは単純至極、単なる掃除だった。<br />
聞けば先輩の実験が失敗してフラスコが爆発、その後片付けだという。爆発するほどの、なにを実験していたんだろうか。そういう危険物の取り扱いって免許いるんじゃなかったっけ。<br />
とにかく私は爆風で吹き飛んだ本やら資料やら器具やらを拾っては捨てを繰り返していた。<br />
その間、まぐろくんと件の先輩も掃除しているのだが――</p>
<p>「そもそもわたくしは、懐疑主義的思考には賛同しかねるのだよ」</p>
<p>「でも個々に独立した事象に紐付けをしようとするには、理論としては弱いかと★」</p>
<p>「しかし反証にまでは至らない。その仮説自体はわたくしも面白いと思うのだが――」</p>
<p>……と、さすが理系部といった具合の話を延々としているのであった。<br />
話に入れない、いや入る気もさらさらない私は黙々と作業しながら、まぐろくんについて少し考える。<br />
雑学に明るいだけじゃなく、こんな難しい話もさくっと出来てしまうあたり、彼はものすごく頭がいいってことが分かる。<br />
成績も常に上位で、なおかつ運動もなんなくこなす。見たことはないが、料理の腕前も相当なものだとか。<br />
改めて思う。まぐろくんってすごい人なんだなあと。そして思う。なのになんであんな性格なのかと。</p>
<p>「遅れましたー！安藤です！」</p>
<p>「あ、りんごちゃん★」</p>
<p>「やありんごくん」</p>
<p>そこへ、同じく物理部のりんごちゃんが威勢よく入ってきたことで二人の議論もひとまず区切られた。</p>
<p>「あ、未登録名前！ごめんね手伝ってもらって」</p>
<p>「気にしないで。ヒマしてたとこだし」</p>
<p>りんごちゃんとは、まぐろくん繋がりで面識がある。</p>
<p>「人手も増えたことだ。一旦休憩するとしようか」</p>
<p>「そーですね★」</p>
<p>正直言って疲れがたまってきたので、先輩の言葉はとてもありがたかった。自分からは言い出せない雰囲気だったし。<br />
先輩とりんごちゃんがお茶を（ビーカーで）入れてくれることになり、私とまぐろくんはイスに座って待つことに。</p>
<p>「そうだ、未登録名前ちゃん★」</p>
<p>「なに？」</p>
<p>またお得意のヘンな雑学だろうか、と思ったとき、そういえば、私より仲がいいはずのこの二人にはヘンな話をしないのかと新たな疑問が湧いた。</p>
<p>「未登録名前ちゃんの絵、こないだ見たよ★」</p>
<p>「え」</p>
<p>全然違う話だった。ていうか私のことか。いつ見たんだ。飾ってあるやつあったっけ。あるとしたらどこだ。飾る必要があるくらいの絵っていったらなんか賞とったやつか。最近だと献血ポスターくらいだけどあれ正直私気に入ってないんだが。<br />
と、冷や汗と一緒に恥ずかしさも湧いて出て、頭のなかでぐるぐると言葉は回るけど舌が回らなかった。</p>
<p>「ボク、キミの絵、好きだな★」</p>
<p>「え、あ、ありがとう」</p>
<p>ようやく出てきた言葉はありきたりのもので、我ながら辟易した。<br />
本当はものすごく嬉しいのに。誰かから褒められることなんてほとんどないから、嬉しいのに。<br />
どうやってその嬉しさを表現したらいいんだろう。あ、でもただの世辞だったらどうしよう。それはそれで嬉しいけど、やっぱり、本心からの言葉であってほしい。私のなかで『好き』って言葉は、そんなに軽いものじゃないから。<br />
だけど、相変わらずまぐろくんの口調からは真意がつかみとれない。</p>
<p>「特にね★」</p>
<p>次の瞬間、私は彼の真意を悟る。</p>
<p>「青色の使い方が、とってもきれいだよね★水彩だと、それがよく映えると思うんだ★」</p>
<p>いつどこで私の絵を見たのかなんて、どうでもよくなった。</p>
<p>「好き、って言われたの、まぐろくんが初めてだよ。ありがとう。油絵でやってこうかと思ってたけど、水彩ももう少し勉強してみる」</p>
<p>「それは楽しみ★」</p>
<p>にしても、絵の話も分かるなんて、まぐろくんってやっぱすごい人だ。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>たまにヘンなこと言って、</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%9f%e3%81%be%e3%81%ab%e3%83%98%e3%83%b3%e3%81%aa%e3%81%93%e3%81%a8%e8%a8%80%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%80%81/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 18 Jan 2023 11:33:40 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[まぐろくんはよく分からない人だというのは以前話した通りなのだが、まだまだ付加属性はあるわけで。 「ちゃん★『てっさ』って知ってる？」 「うん。フグの刺身のことでしょ」 「じゃあ、なんで『てっさ』というか、知ってる？」 「...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%9f%e3%81%be%e3%81%ab%e3%83%98%e3%83%b3%e3%81%aa%e3%81%93%e3%81%a8%e8%a8%80%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%80%81/" title="続きを読むたまにヘンなこと言って、">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p> まぐろくんはよく分からない人だというのは以前話した通りなのだが、まだまだ付加属性はあるわけで。  	 	</p>
<p>「未登録名前ちゃん★『てっさ』って知ってる？」</p>
<p>「うん。フグの刺身のことでしょ」</p>
<p>「じゃあ、なんで『てっさ』というか、知ってる？」</p>
<p>「そこまでは知らないなあ」</p>
<p>「フグって、致死性の毒があるでしょ？だから、当たると死ぬ、ってことで、フグのことを鉄砲って呼ぶようになったんだって★で、てっぽうのさしみ、略しててっさ、ってワケ★」</p>
<p>「へー。シャレのきいた由来だね」</p>
<p>「でしょ★ボクもちょっと面白いと思って★」</p>
<p>このように、まぐろくんがどこから仕入れてきたのか分からない話を急に振って来るのも付加属性の一つである。<br />
最初は戸惑ったりしたのだが、一日３回くらいの頻度でこられれば慣れるというもの。<br />
でも人死にに関わる話を面白いというその感性は、どこかズレているなとも思う。それを言うなら最初にてっさのシャレ作った人もそうだけど。<br />
そういうところが、結構、いやかなり面白くもあるので、私はまぐろくんの唐突雑学にも飽きることがなかったりする。</p>
<p>「ねえ、まぐろくん」</p>
<p>「なんだい？」</p>
<p>「こういう話、他の人はどういう反応するの？」</p>
<p>素朴な疑問だった。そのはずだった。</p>
<p>「未登録名前ちゃんにしか、しないよ？」</p>
<p>「え？なんで？」</p>
<p>「んー、ナイショ★」</p>
<p>雑学を振舞う相手が私である理由に、内緒もなにもあるんだろうか。<br />
やっぱまぐろくんはヘンだ。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>よく分からなくて、</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e3%82%88%e3%81%8f%e5%88%86%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%8f%e3%81%a6%e3%80%81/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 18 Jan 2023 11:32:57 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[すずらん中学校に通う佐々木まぐろくんなる男子は、まっことよく分からない性格をしている。 まず、何を考えているのか分からない。というのは、彼は前髪で目を覆っているから表情が読みにくいってのと、常におどけたような、語尾に「★...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e3%82%88%e3%81%8f%e5%88%86%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%8f%e3%81%a6%e3%80%81/" title="続きを読むよく分からなくて、">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>すずらん中学校に通う佐々木まぐろくんなる男子は、まっことよく分からない性格をしている。<br />
まず、何を考えているのか分からない。というのは、彼は前髪で目を覆っているから表情が読みにくいってのと、常におどけたような、語尾に「★」がつきそうな喋り方をするものだから、発言の真意が掴めない。</p>
<p>「なぁ～に難しい顔、してるんだい★」</p>
<p>その渦中の人物に、ひょい、と顔を覗き込まれる。いや、これは覗いていると言えるのか？<br />
とにかく。まぐろくんが私の席にやってきた。さっきからじっと見てたからだと思うが。</p>
<p>「ちょっと思考の海に呑まれているんだよ。ちなみに灯台は見えない」</p>
<p>「座礁しちゃう？」</p>
<p>「君のおかげでね」</p>
<p>「それはそれは、そーりー★」</p>
<p>絶対思ってないだろその言い方。<br />
と思ったが、まぐろくんは私の席から離れていく。<br />
去り際に捨て台詞を残して。</p>
<p>「前々から思ってたけど、未登録名前ちゃんって、たまによく分からない、よね★」</p>
<p>それはこちらの台詞である。<br />
ため息をついたとき、私は気がついた。<br />
先ほどの言葉に彼の感情があらわれていることに。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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