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	<title>ぷよぷよ短編 &#8211; 揺れる</title>
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	<title>ぷよぷよ短編 &#8211; 揺れる</title>
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		<title>余裕がない</title>
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		<pubDate>Wed, 01 Feb 2023 10:08:01 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[「りすくま先輩って、難しいこと考えてるよね。愛についてとか、すごく高尚でかっこいいなあ」 「……うん★」 「それにいい声してるよね。低くて落ち着いてて、聞いてて安心するよ」 「あっあのさ★」 「どうしたの佐々木」 「ボク...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e4%bd%99%e8%a3%95%e3%81%8c%e3%81%aa%e3%81%84/" title="続きを読む余裕がない">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「りすくま先輩って、難しいこと考えてるよね。愛についてとか、すごく高尚でかっこいいなあ」</p>
<p>「……うん★」</p>
<p>「それにいい声してるよね。低くて落ち着いてて、聞いてて安心するよ」</p>
<p>「あっあのさ★」</p>
<p>「どうしたの佐々木」</p>
<p>「ボクも先輩ほどじゃないけど勉強できるしゲームに関しては先輩より詳しいし声は自信ないけどそのかわり歌は自信あるし料理も運動も得意なんだよ★」</p>
<p>「ああ、そうだね。安心して、わたしの中で佐々木に勝てるひとはいないから」</p>
<p>「……★」</p>
<p>「隠れていても目が泳いでいるのが丸わかりだよ佐々木」</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>ホワイト・アウト</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 01 Feb 2023 10:07:25 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[「佐々木くんってさあ、」 同じ委員会の女の子と、二人で教室に残って仕事をしていたときだった。 「なんだい？」 その子とはあまり話したことがないから、ずいぶん唐突だなと思った。 「佐々木くん、いつも楽しそうにしてるけど、そ...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e3%83%9b%e3%83%af%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%bb%e3%82%a2%e3%82%a6%e3%83%88/" title="続きを読むホワイト・アウト">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「佐々木くんってさあ、」</p>
<p>同じ委員会の女の子と、二人で教室に残って仕事をしていたときだった。</p>
<p>「なんだい？」</p>
<p>その子とはあまり話したことがないから、ずいぶん唐突だなと思った。</p>
<p>「佐々木くん、いつも楽しそうにしてるけど、それって本当？」</p>
<p>……ずいぶん、唐突だなと思った。<br />
彼女は真っ直ぐにボクを見ている。</p>
<p>「質問の意図がわからない、なぁ★」</p>
<p>嘘。<br />
本当は分かってた。<br />
けれど答えるのが怖かった。<br />
だってこんなにも真っ直ぐボクのことを見ている。</p>
<p>「わたしね。時々、佐々木くんのことが見えなくなるんだよ」</p>
<p>どうして。今ちゃんと見ているじゃないか。<br />
答えようとしたけど、声が出せなかった。</p>
<p>「クラスのみんなといて、笑ってて。そういう時に、佐々木くんが光に呑まれたみたいに見えなくなる」</p>
<p>ボクは今どういうカオしてるんだろうな。<br />
少なくとも、笑ってはいないだろう。<br />
真っ直ぐボクをみる彼女の顔は、悲哀に満ちたものだった。</p>
<p>「ごめんね、変なこといって。でもどうしても気になったんだ」</p>
<p>「……ボクは、」</p>
<p>笑ってないボクを見つけた子は、りんごちゃん以来だったんだよ。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>醜いわたし</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e9%86%9c%e3%81%84%e3%82%8f%e3%81%9f%e3%81%97/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 01 Feb 2023 10:06:21 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[「サタン様。今日も大敗ですね」 頭にでっかいたんこぶをこしらえて城に戻ってきた涙目のサタン様に向かって、私は言う。 サタン様はハンカチで涙を拭いながら（まるでその仕草は女子）喚き散らした。 「なぜ！なぜアルルは私に振り向...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e9%86%9c%e3%81%84%e3%82%8f%e3%81%9f%e3%81%97/" title="続きを読む醜いわたし">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「サタン様。今日も大敗ですね」</p>
<p>頭にでっかいたんこぶをこしらえて城に戻ってきた涙目のサタン様に向かって、私は言う。<br />
サタン様はハンカチで涙を拭いながら（まるでその仕草は女子）喚き散らした。</p>
<p>「なぜ！なぜアルルは私に振り向いてくれないのだ！こんなに……こんなにかっこよくて優しくて知的でスマートなのに！」</p>
<p>後半のセリフはどこかで聞いた覚えがあるが、面倒くさいのでツッコミはいれなかった。<br />
どうせいつもどおり、この状態では話聞いてないだろうし。<br />
ため息をひとつこぼした私はでっかいたんこぶの手当をしようと救急箱を取りに行く。こんなサタン様でも従者である私は従うよりほかないのだ。</p>
<p>「おい、なまえ……」</p>
<p>不意に呼び止められた。</p>
<p>「私には、何が足りないと思う？」</p>
<p>真剣な面差し。<br />
でも、見ているのは私ではない。</p>
<p>「……とりあえず」</p>
<p>私はサタン様から視線を逸らした。</p>
<p>「そのどうしようもなく鈍い感性をどうにかしたほうが宜しいかと」</p>
<p>「鈍いだと！？この私がか！？言っておくがアルルとカーバンクルちゃんの些細な変化にも気づけるのだぞ私は！」</p>
<p>「はいはいそうですねー」</p>
<p>私の精一杯の牽制も、サタン様には通用したためしがないのであった。</p>
<div style="height:100px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>
<p>Title：ユリ柩</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>ほの甘いキモチ</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%bb%e3%81%ae%e7%94%98%e3%81%84%e3%82%ad%e3%83%a2%e3%83%81/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 01 Feb 2023 09:59:50 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[「アヤさんこんにちは」 図書館に行くと、いつも通りアヤさんが座って読書していた。 でもいつもと違うところが一つ。 声をかけても返事がないということ。 「アヤさん？どうしたの？」 「……」 アヤさんはいつも険しい顔をしてい...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%bb%e3%81%ae%e7%94%98%e3%81%84%e3%82%ad%e3%83%a2%e3%83%81/" title="続きを読むほの甘いキモチ">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「アヤさんこんにちは」</p>
<p>図書館に行くと、いつも通りアヤさんが座って読書していた。<br />
でもいつもと違うところが一つ。<br />
声をかけても返事がないということ。</p>
<p>「アヤさん？どうしたの？」</p>
<p>「……」</p>
<p>アヤさんはいつも険しい顔をしているけど、今日はより一層険しい顔をしている気がする。</p>
<p>「なにかあった？」</p>
<p>「……昨日はバレンタインだったそうだな」</p>
<p>「うん。……あ」</p>
<p>そういえばわたし。友達みんなにチョコを配ったつもりでいたけど、アヤさんにだけ渡していない。</p>
<p>「アヤさんもほしかった？チョコ」</p>
<p>「な、そういうわけではっ……！」</p>
<p>その動揺ぶりを見るに、図星ってところだろうけど。<br />
忘れていたわたしも悪いから、黙っておこおう。</p>
<p>「そっか。じゃあ、わたしの気がすまないから、今からでもアヤさんにチョコをあげるよ」</p>
<p>「……もらえるものはもらってやる」</p>
<p>「うん、ありがとう」</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>あやしい関係</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%82%e3%82%84%e3%81%97%e3%81%84%e9%96%a2%e4%bf%82/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 01 Feb 2023 09:57:09 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[本は好きだが置く場所が家にない、お金もそんなに持ってないということで、図書館を利用するのはわたしにとってごく当たり前の日常だった。 いつからだったか。その日常が少し変化したのは。 夕暮れ時だったのは覚えている。窓から陽の...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%82%e3%82%84%e3%81%97%e3%81%84%e9%96%a2%e4%bf%82/" title="続きを読むあやしい関係">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>本は好きだが置く場所が家にない、お金もそんなに持ってないということで、図書館を利用するのはわたしにとってごく当たり前の日常だった。</p>
<p>いつからだったか。その日常が少し変化したのは。</p>
<p>夕暮れ時だったのは覚えている。窓から陽の光が射し込んでいて、部屋の中が真っ赤になっていた。<br />
きれいだなあと思いながら視線を正面に向けたら、見慣れない人影があった。<br />
その人も赤かった。照らされているからではなくて、服や髪、目の色が赤味を帯びている。</p>
<p>「きれい」</p>
<p>率直に言ったら、</p>
<p>「……バカなのか？」</p>
<p>と、罵倒された。</p>
<div style="height:80px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>
<p>「あの時抱いた第一印象は、間違っていなかったということだな」</p>
<p>わたしがいそいそと図書館にやってくると、いつもの場所でいつものようにきれいな人が座っていた。</p>
<p>「わたしも間違ってなかったようで安心だよ。アヤさんは相変わらずきれい」</p>
<p>「きれいと呼ばれて喜ぶ男はおらん」</p>
<p>アヤさんはふんと鼻を鳴らして、苦虫でも噛み潰したような顔でわたしを見る。<br />
さっきからアヤさんと呼んでいるけど、本名は知らないからわたしが勝手にそう呼んでいるだけ。<br />
ちょびっとだけ、同級生であるクルークに似てるけど、どうみてもあやしいので、あやしいクルーク略してアヤ、というわけだ。最初にそう呼んだらでこぴん食らったけど。<br />
そう、彼はきれいだけどあやしいのだ。<br />
この図書館でしか姿を見ないし、いつも持っている本はクルークのそれと同じもの。<br />
問いかけても答えてくれないから、その疑問は考えないようにしている。というより、アヤさんと一緒にいるほうが楽しいから、割とどうでもいい。</p>
<p>「今日はなんの本読んでるの？」</p>
<p>ふと見れば、古い装丁の本が彼の手に納まっていた。</p>
<p>「貴様にはカケラも理解できぬ本だ」</p>
<p>「さらっと毒を吐くよねアヤさん」</p>
<p>「そういう貴様はめげないな」</p>
<p>「タフネス持ちだからね」</p>
<p>「また適当なことを……」</p>
<p>それ以上の会話はしたくないということなのか、アヤさんはその古い装丁の本を読み始めた。<br />
いつもなら、アヤさんが読書してようが掃除してようがおかまいなしに話しかけるけど、今日は別の目的があって図書館に来たので、わたしもそちらに専念する。<br />
テストが近いから、さすがのわたしも勉強せざるをえない。家より図書館のほうが集中できるし、参考書も置いてあるし。</p>
<p>「――なにをしている」</p>
<p>しばらく沈黙が続いたあと、なんとまあ珍しいことに、アヤさんのほうから話しかけてきた。</p>
<p>「なにって、テストが近いから勉強だよ」</p>
<p>「ほう」</p>
<p>「あ、ちょっと」</p>
<p>アヤさんはわたしが広げていたノートを取り上げて、しげしげと眺め始めた。</p>
<p>「こんな簡単な問題すら解けぬとはな」</p>
<p>「返してよー今回範囲広いから勉強しないとシャレにならないんだって」</p>
<p>「フン、こんなものに構っているヒマがあったら――」</p>
<p>「あったら？」</p>
<p>はた、とアヤさんの動きがとまった。</p>
<p>「なんでもない！とにかくここで勉強はするな消しカスが飛ぶ！」</p>
<p>「もっともだと思うけど、わたしはアヤさんと同じ空気吸えるだけで嬉しいからここで勉強したい」</p>
<p>「ヘンタイか貴様！」</p>
<p>「ヘンタイはどこぞの闇の魔導師だけで十分だよ」</p>
<p>それより、なんでアヤさんは顔を真っ赤にして怒っているんだろうか。<br />
早くノート返してほしいんだけど……まあ、もうちょっと会話を楽しんでからでもいいか。<br />
アヤさんからわたしに話しかけてくれたのって、何気に初めてだしね。</p>
<div style="height:100px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>
<p>「……本が抜けている、ま。とても古い、恋愛小説、ま」</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>共時性増幅度</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e5%85%b1%e6%99%82%e6%80%a7%e5%a2%97%e5%b9%85%e5%ba%a6/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 01 Feb 2023 09:56:10 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[*Synchronicity夢主 「ずいぶん強くなったね、私が初めて召喚したときよりずっと」 私が目で見ても分かるほど、こいつの魔力は格段に強くなっている。 褒められて気を良くしたらしいこいつは、得意気に鼻で笑う。 「本...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e5%85%b1%e6%99%82%e6%80%a7%e5%a2%97%e5%b9%85%e5%ba%a6/" title="続きを読む共時性増幅度">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>*Synchronicity夢主</p>
<div style="height:100px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>
<p>「ずいぶん強くなったね、私が初めて召喚したときよりずっと」</p>
<p>私が目で見ても分かるほど、こいつの魔力は格段に強くなっている。<br />
褒められて気を良くしたらしいこいつは、得意気に鼻で笑う。</p>
<p>「本来のチカラとは程遠いが……まあ、キサマにしては上出来だな」</p>
<p>「と、いうのは」</p>
<p>「みなまで言わせる気か？察しの悪いことだな」</p>
<p>いやこいつの言いたいことは理解できる。そのくらい長い時間行動をともにしているのだから。<br />
私が驚いたのはその内容だ。遠回しにしろ、こいつが私を褒めているのだ。<br />
お前にしては上出来、つまり、お前のおかげで強くなれたと。</p>
<p>「……なにをうす気味悪い笑顔を」</p>
<p>「いよいよ私も認められたってことかなって」</p>
<p>そう言うと、今度は苛立たしげに舌打ちをする。</p>
<p>「つけあがるな。言っただろう、私の本来のチカラとは程遠いと」</p>
<p>それでも褒めてくれたことには変わりない、と返そうと思ったが、悪くなった機嫌が更に悪くなりそうなので、曖昧に笑うにとどまった。</p>
<p>「……ところで」</p>
<p>こいつの視線が動いた。反射的に追うと、そこには、</p>
<p>「クルーク？」</p>
<p>「ぼぼぼボクだって強くなってやるからな！」</p>
<p>「は？……あ、いっちゃった」</p>
<p>その背中を見つめるのに忙しい私は、魔物のほうが盛大なため息をついたことに気付かなかった。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1026</post-id>	</item>
		<item>
		<title>くらやみの底</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%8f%e3%82%89%e3%82%84%e3%81%bf%e3%81%ae%e5%ba%95/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 01 Feb 2023 09:55:30 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[「見るな」 はっきりとした、悲しみの声がする。 薄い暗がりから聞こえるその声に聞き覚えはないが、わたしには誰が発したものかすぐに分かった。 「アヤさん」 『それ』はびくりと肩を震わせた。 いや、その場所が肩かどうかは定か...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%8f%e3%82%89%e3%82%84%e3%81%bf%e3%81%ae%e5%ba%95/" title="続きを読むくらやみの底">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「見るな」</p>
<p>はっきりとした、悲しみの声がする。<br />
薄い暗がりから聞こえるその声に聞き覚えはないが、わたしには誰が発したものかすぐに分かった。</p>
<p>「アヤさん」</p>
<p>『それ』はびくりと肩を震わせた。<br />
いや、その場所が肩かどうかは定かではない。しかし、確かに『それ』は震えた。</p>
<p>「アヤさん」</p>
<p>もう一度声をかける。</p>
<p>「見るな……」</p>
<p>泣いているのかもしれない。<br />
はっきりと、弱弱しく、『それ』は懇願を続ける。</p>
<p>「アヤさん、わたしね」</p>
<p>一歩、一歩。</p>
<p>「とっても怖いのに、怖くないんだ。あなただって分かるから」</p>
<p>近づいていく。</p>
<p>「だから、もし頭からばりばり食べられちゃっても、わたしはきっと後悔しないよ」</p>
<p>「……おまえなんて、食べるか。不味いに決まっている」</p>
<p>ああ、よかった。いつものアヤさんだ。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>共時性成長期</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e5%85%b1%e6%99%82%e6%80%a7%e6%88%90%e9%95%b7%e6%9c%9f/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 01 Feb 2023 09:53:42 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[*Synchronicity夢主 「ついにクルークも、ここまできたね」 「ふん！このくらいできて当然さ」 大きな成長を遂げたあとでも、クルークはいつも通りだ。 そういえば、この島で初めてクルークに出会ったときもこんな態度...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e5%85%b1%e6%99%82%e6%80%a7%e6%88%90%e9%95%b7%e6%9c%9f/" title="続きを読む共時性成長期">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>*Synchronicity夢主</p>
<div style="height:100px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>
<p>「ついにクルークも、ここまできたね」</p>
<p>「ふん！このくらいできて当然さ」</p>
<p>大きな成長を遂げたあとでも、クルークはいつも通りだ。<br />
そういえば、この島で初めてクルークに出会ったときもこんな態度だった。横柄で、偉そうで、でも、すごく自信に溢れている。<br />
私は、そんなクルークがずっと羨ましかった。</p>
<p>「おいキミ」</p>
<p>「ん、なに？」</p>
<p>「ボクも強くなっただろ。だから……」</p>
<p>珍しく言い淀み、視線を彷徨わせてから、意を決したように声を張った。</p>
<p>「こ、これからは！アイツだけじゃなく、ボクにも頼っていいんだからな！」</p>
<p>私は何度か目を瞬かせ。</p>
<p>「これからは、じゃなくて、これからも、だよ。クルーク」</p>
<p>笑顔でそう言うと、クルークは面白いくらい顔を赤くさせたのだった。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>コック姿のクルーク</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e3%82%b3%e3%83%83%e3%82%af%e5%a7%bf%e3%81%ae%e3%82%af%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%82%af/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 01 Feb 2023 09:53:07 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[「わ、美味しそうなチキンサンド！どうしたのこれ？」 「……よ」 「え？なに？」 「……作ったんだよ」 「え、クルークが？本当に？」 「わっ悪いか！ボクだって料理くらいできるさ！」 「そうは言ってないけど……。でも、どうし...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e3%82%b3%e3%83%83%e3%82%af%e5%a7%bf%e3%81%ae%e3%82%af%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%82%af/" title="続きを読むコック姿のクルーク">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「わ、美味しそうなチキンサンド！どうしたのこれ？」</p>
<p>「……よ」</p>
<p>「え？なに？」</p>
<p>「……作ったんだよ」</p>
<p>「え、クルークが？本当に？」</p>
<p>「わっ悪いか！ボクだって料理くらいできるさ！」</p>
<p>「そうは言ってないけど……。でも、どうして急に？」</p>
<p>「……り、理由なんてないよ。ただのきまぐれさ」</p>
<p>「ふうん？」</p>
<p>「気まぐれで作ったから！自分で食べることは考えてなかったから……きっキミにやるよ」</p>
<p>「ありがとう！実は食べたかったんだ、クルークの料理！」</p>
<p>「そ、そうかい」</p>
<p>「どれどれ――うん、すごく美味しい！甘辛いソースが特に美味しいね」</p>
<p>「そんなに美味しいかい。なら、また作ってあげないこともないよ？」</p>
<p>「うん。ぜひお願いしたいな」</p>
<p>「……」</p>
<p>「どうしたの？」</p>
<p>（恥ずかしいから嫌味っぽく言ったのに……なんで素直なんだよ！）</p>
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		<title>Signal.</title>
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		<pubDate>Wed, 01 Feb 2023 09:51:37 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。という、ある小説の一文を思い出した。 別にわたくしは、トンネルを抜けたわけでも雪国にやってきたわけでもないが、今の心情を的確に表現するならばそうなった。 ――果たして此処は、何処...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/signal/" title="続きを読むSignal.">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。という、ある小説の一文を思い出した。<br />
別にわたくしは、トンネルを抜けたわけでも雪国にやってきたわけでもないが、今の心情を的確に表現するならばそうなった。<br />
――果たして此処は、何処だろう。<br />
その問いかけに答えてくれるものは何一つない。わたくしの周りには、ただ見たことのない花が咲き乱れ、遠くのほうに、これまた見たことのない建物が薄っすらと見えるばかりだった。<br />
その真ん中で、わたくしは仰向けに寝そべっていた。<br />
好き好んでこの見たことのない風景の一端になったというよりは、意識を取り戻した瞬間にはもうこういう体勢になっていたので、否応なしにそうなった、が正解だ。<br />
ついでに言うならその正解がわたくしを混乱に陥れ、身動きひとつとらせないでいる。<br />
動かなければ状況を打破することもできないと頭の隅で考えてはいたが、見知らぬ場所で動くということはそれだけ危険も孕んでくると思うと、やはり、わたくしは澄み切った青空を見つめるしかできなかった。<br />
がさ、と不意に音がした。<br />
その音は段々こちらに近づいてきて、動揺で身を固くするわたくしの上に陰を落とした。</p>
<p>「こんにちは、知らない人」</p>
<p>見たことのない少女だった。屈託のない笑みを浮かべ、朗らかな声を向けている。</p>
<p>「こんにちは」</p>
<p>警戒心はあったものの、相手が少女ということと、笑顔であるということに幾らか気を緩めていた。</p>
<p>「知らない人は、ここで何をしているの？」</p>
<p>「さあ、わたくしにもさっぱり」</p>
<p>「わかんないの？」</p>
<p>「分からない」</p>
<p>「へんなの」</p>
<p>少女はくすくすと笑った。<br />
どちらかというと、わたくしのほうが少女に向かって変だと言いたい。知らない人に声をかけて、生産性のない会話を楽しんでいる少女に。<br />
しかし不思議と苛立ちは覚えない。それはこの少女がかもし出す雰囲気のせいかもしれない。<br />
春の陽気に似た柔らかな――ああ、そうだ。少女はこの花畑に似ている。</p>
<p>「ここはねえ」</p>
<p>それを声にしようとした途端、</p>
<p>「プリンプっていう国のね、花畑なのよ。向うにプリンプタウンっていう街もあるよ。きっと、あなたの知ってる人が来てるよ」</p>
<p>わたくしに落とされた少女の陰が消えると、またがさっという音がした。<br />
その時わたくしは初めて体を起こして周囲を見渡すことが出来た。自分の体が動いたことに驚くよりも先ず、少女の姿がどこにもないのに驚いた。少女がどいてわたくしが起き上がる迄、時間にして数秒である。<br />
――奇妙なことばかりだ。<br />
いよいよわたくしの頭は混乱を極め、遣る瀬無さから、あんがーふんぬーと叫んでみた。</p>
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