<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>明日からの風 &#8211; 揺れる</title>
	<atom:link href="https://swingswing.echo.jp/work_type/%E6%98%8E%E6%97%A5%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E9%A2%A8/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://swingswing.echo.jp</link>
	<description>Un official text site.</description>
	<lastBuildDate>Sat, 28 Jan 2023 09:37:28 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	

<image>
	<url>https://swingswing.echo.jp/wp-content/uploads/2023/02/cropped-揺れるロゴ-1-32x32.png</url>
	<title>明日からの風 &#8211; 揺れる</title>
	<link>https://swingswing.echo.jp</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
<site xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">214212483</site>	<item>
		<title>それから</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%9d%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Jan 2023 15:04:17 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://swingswing.echo.jp/?post_type=works&#038;p=943</guid>

					<description><![CDATA[それから ここは、とある国のとある町。 小さな港がひとつあるだけの、何の変哲もない町。 だけどここには、わたしの幸せがぎゅって詰まってる。 「ただいまー」 「おかえり、リンク！」 リンクは、あー疲れた、とか言いながら、ソ...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e3%81%9d%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89/" title="続きを読むそれから">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="ashita-title">
<h1>それから</h1>
</div>
<p>ここは、とある国のとある町。<br />
小さな港がひとつあるだけの、何の変哲もない町。</p>
<p>だけどここには、わたしの幸せがぎゅって詰まってる。</p>
<p>「ただいまー未登録名前」</p>
<p>「おかえり、リンク！」</p>
<p>リンクは、あー疲れた、とか言いながら、ソファーにどさっと座った。</p>
<p>「今日の夕飯は？」</p>
<p>「今日はね、オムライスとかぼちゃのスープだよ」</p>
<p>「やった、未登録名前のオムライス大好き！」</p>
<p>献立を聞いて顔を輝かせるなんて、リンクは時々子供っぽいなと心の中で苦笑する。<br />
まあ、仕方がないことだと思うけどね。あんな旅をしていたら。</p>
<p>「かぼちゃの値段、少しオマケしてもらったんだ。それで――」</p>
<p>「え、もしかして通り入ってすぐの青果店？」</p>
<p>「そうだけど？」</p>
<p>リンクはなぜかむすっとした表情になって、ソファに座りなおした。</p>
<p>「どうしたの急に」</p>
<p>「……あそこの息子、未登録名前のこと可愛いって言ってた」</p>
<p>それは、もしや。</p>
<p>「未登録名前は俺のなのに」</p>
<p>わたしはこらえきれなくなって、噴出してしまった。</p>
<p>「なっなんで笑うんだよ！俺は真剣に」</p>
<p>「だって、それってやきもちでしょ？」</p>
<p>笑いすぎて出てきた涙をぬぐいながら指摘すると、リンクはうっと唸って、ばつが悪そうに視線をそらした。<br />
本当のことを言われると目を合わせない。昔から、変わってないな。<br />
わたしはリンクに近づいて、</p>
<p>「大丈夫。わたしはリンクしか見てないよ」</p>
<p>「……本当に？」</p>
<p>「本当に」</p>
<p>「なら、いいけどさ」</p>
<p>まだ少し不満そうにしている。<br />
もう、いつまでも子供なんだから。<br />
わたしはリンクの膝の上に座って、ぎゅっと抱きしめた。</p>
<p>「っ未登録名前！」</p>
<p>「今も昔も未来も。わたしにはリンクしかいないよ」</p>
<p>しばらく慌てていたリンクだけど、やがて、わたしの背中に優しい腕がまわった。</p>
<p>「……俺も、未登録名前だけだよ」</p>
<p>今しばらく、このあたたかな抱擁に身をゆだねていたいと思っていた。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">943</post-id>	</item>
		<item>
		<title>「またね」</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e3%80%8c%e3%81%be%e3%81%9f%e3%81%ad%e3%80%8d/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Jan 2023 15:03:38 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://swingswing.echo.jp/?post_type=works&#038;p=941</guid>

					<description><![CDATA[「またね」 「え、もういないって……」 宿屋に行くと、リンクくんがもう町を出て行ったことを知った。 おかみさんも困った顔をしてため息をついている。 「夜は危険だからって、言ったんだけどねえ。どうしても行かなきゃいけない理...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e3%80%8c%e3%81%be%e3%81%9f%e3%81%ad%e3%80%8d/" title="続きを読む「またね」">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="ashita-title">
<h1>「またね」</h1>
</div>
<p>「え、もういないって……」</p>
<p>宿屋に行くと、リンクくんがもう町を出て行ったことを知った。<br />
おかみさんも困った顔をしてため息をついている。</p>
<p>「夜は危険だからって、言ったんだけどねえ。どうしても行かなきゃいけない理由ができたんだって、なんだか思いつめていたみたいだよ」</p>
<p>「そんな……」</p>
<p>多分、わたしのせいだ。<br />
わたしがリンクくんに好きって言ったから。</p>
<p>「あ、ちょっと！」</p>
<p>おかみさんの声も聞かずに、わたしは町の門まで行って、門を超えて、外に出た。</p>
<div style="height:80px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>
<p>「リンクくん！」</p>
<p>リンクくんは、町から少し離れたところにいた。<br />
馬に乗っていたというから慌てたけど、そんなに遠くに行ってなくてよかった。</p>
<p>「未登録名前、どうして……！」</p>
<p>リンクくんはとても驚いていた。<br />
そして馬から下りて、わたしの前に立つ。</p>
<p>「危ないじゃないか！早く町に戻るんだ」</p>
<p>今までにない、厳しい言葉。だけど、わたしはおびえない。<br />
きっぱりと首を振る。</p>
<p>「やだよ。リンクくんから、ほんとうのことを聞いてないから」</p>
<p>そう言うと、リンクくんは視線をそらした。<br />
やっぱり、あれは嘘なんだ。</p>
<p>「ねえ、どうして好きじゃないって言ったの？」</p>
<p>「……僕は」</p>
<p>視線は合わせないまま、リンクくんは言う。</p>
<p>「僕は、君と同じ時間に生きられないから。生きていないから」</p>
<p>え？<br />
どういうこと？</p>
<p>「君の気持ちは、嬉しかった。……ほんというと、僕も同じ気持ちだよ」</p>
<p>「なら！」</p>
<p>「でもダメなんだ。僕は誰かと一緒には、いちゃいけないんだ……」</p>
<p>そこに、リンクくんの寂しいと思う気持ちが詰まっているんだ。<br />
話の半分も、わたしには理解できないけれど……でも、ひとつだけ分かることがある。</p>
<p>リンクくんは、一緒にいたいんだ。</p>
<p>いちゃいけない、なんて言ってるけど、それはただの言葉だ。<br />
ほんとうのことの裏返し。<br />
自分にそう言い聞かせているだけなんだ。</p>
<p>「わたし、リンクくんの過去に何があったかとか、全然知らないけど」</p>
<p>一歩、リンクくんに歩み寄る。</p>
<p>「今。わたしはリンクくんのことが好き。リンクくんも同じ気持ち」</p>
<p>また一歩。</p>
<p>「未来のことは分からないから、今が大事なんじゃないのかなあ」</p>
<p>難しいことは分からないけど、うまいことも言えないけど。<br />
お母さんが教えてくれた通り、わたしも今を大事にしたい。<br />
リンクくんと過ごした日々は嘘なんかじゃないから。</p>
<p>「……ありがとう」</p>
<p>見ると、リンクくんは、真っ直ぐわたしを見ていた。<br />
寂しそうな顔じゃなくて、本当に、嬉しそうな顔で。</p>
<p>「僕、難しく考えすぎてたみたいだ」</p>
<p>リンクくんが一歩、前にでる。<br />
わたしとの距離は目と鼻の先。今にもぶつかりそう。<br />
リンクくんはわたしの頬をゆるゆると撫でた。</p>
<p>「僕も、君のことが好きだよ。未登録名前」</p>
<p>「……嬉しい」</p>
<p>体がカアッと熱くなって、胸がやっぱりどきどきして。<br />
リンクくんが触れている部分から熱が伝わってきて、まるで夢でも見ているみたいだった。<br />
やがてリンクくんが少し離れて、</p>
<p>「僕は、まだ旅を続けなきゃいけない。でも絶対にここに戻ってくるから。それまで……待っててくれる？」</p>
<p>「もちろんだよ！」</p>
<p>「ありがとう、未登録名前」</p>
<p>もうリンクくんの顔は、寂しそうなんかじゃなかった。<br />
子供みたいににかっと笑って、</p>
<p>「またね！未登録名前！」</p>
<p>「うん！」</p>
<p>それは寂しい別れなんかじゃなくて。<br />
未来を信じる、希望に満ちた「今」の挨拶。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">941</post-id>	</item>
		<item>
		<title>嘘と本当</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e5%98%98%e3%81%a8%e6%9c%ac%e5%bd%93/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Jan 2023 15:02:34 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://swingswing.echo.jp/?post_type=works&#038;p=939</guid>

					<description><![CDATA[嘘と本当 日が少し傾いて、影が少しだけ長くなったころ。 すっかりおなじみになった公園に、リンクくんがいる。 わたしは嬉しくなって彼に駆け寄った。 「こんにちは！リンクくん」 「。こんにちは」 にこりと微笑むリンクくんは、...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e5%98%98%e3%81%a8%e6%9c%ac%e5%bd%93/" title="続きを読む嘘と本当">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="ashita-title">
<h1>嘘と本当</h1>
</div>
<p>日が少し傾いて、影が少しだけ長くなったころ。<br />
すっかりおなじみになった公園に、リンクくんがいる。<br />
わたしは嬉しくなって彼に駆け寄った。</p>
<p>「こんにちは！リンクくん」</p>
<p>「未登録名前。こんにちは」</p>
<p>にこりと微笑むリンクくんは、寂しそうじゃなかった。<br />
やっぱり誰かと一緒にいたいのかな。<br />
それが、わたしとなら、いいな。</p>
<p>「あのね。今日はとっても大切なことを伝えにきたの！」</p>
<p>「なに？」</p>
<p>わたしは大きく息を吸って、吐いて、そうして、言葉にした。</p>
<p>「わたし、リンクくんのことが、好き」</p>
<div style="height:100px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>
<p>「……未登録名前、入るわよ」</p>
<p>扉の向こうからお母さんの声がして、それから部屋の扉が開く音がした。<br />
わたしは布団に包まっていたので、よくは聞こえなかったけど。<br />
足音が近づいてきて、ベッドがきしんだ。ベッドにお母さんが座ったようだった。</p>
<p>「ふられちゃったのね」</p>
<p>「……うん」</p>
<p>声はかすれていた。<br />
涙を流しすぎて、目が痛かった。</p>
<p>「彼は、なんて言ってたの？」</p>
<p>できれば、答えたくなかった。<br />
その時のことを思い出したくなかった。<br />
でも、吐き出してらくになりたい気持ちもあったから、ちょっとずつ、言葉にした。</p>
<p>「わたしが、好き、って、言ったらね。リンクくん、すごく驚いて」</p>
<p>「うん」</p>
<p>「それから、また、寂しそうな顔になって」</p>
<p>「うん」</p>
<p>「僕は未登録名前のこと、好きじゃ、ない、って」</p>
<p>「……うん」</p>
<p>「わたし、リンクくんに、嫌われてたんだ。ずっと、それに、気づかなくって。わたし、わたし」</p>
<p>思い出したら、やっぱり涙が溢れてきて、わたしはまたひっくひっくと泣き始めた。<br />
どうして。どうしてだろう。<br />
わたし、リンクくんに嫌われるようなこと、したのかなあ。<br />
嫌われてたのに、嫌ってたのに、付き合ってくれてただけなんだ。<br />
わたしが一人でうかれてただけなんだ。<br />
ばかみたいに。</p>
<p>「あのね、未登録名前」</p>
<p>その時、お母さんの優しい声が降ってきた。</p>
<p>「リンクくんは、嘘をついているわ」</p>
<p>「え……？」</p>
<p>わたしはちょっとだけ、布団から顔を出した。</p>
<p>「リンクくんは、きっと優しい子なのね。未登録名前が傷つかないように、わざとそう言ったんだわ」</p>
<p>「どう、して？」</p>
<p>「リンクくんは、いずれこの町を出て行ってしまうでしょう」</p>
<p>「あ……」</p>
<p>そっか。リンクくんは、旅をしている。<br />
旅の途中で、この町に立ち寄っただけ。<br />
いつか出て行かなきゃならない。<br />
リンクくんと一緒にいるのが楽しくて、当たり前みたいになってたから、忘れていた。</p>
<p>「だからね、未登録名前。本当のことを言ってしまったら、あなたに未練が残るから」</p>
<p>「みれん、ってなに？」</p>
<p>「リンクくんのことを忘れられなくなっちゃうってこと。リンクくんは、未登録名前と一緒にいられないから、自分のことは忘れて欲しいって、そういう意味で好きじゃないって言ったんだと思うわ」</p>
<p>ずっと一緒にはいられない。<br />
わたしの胸に重くのしかかった。<br />
けれど、けれど。</p>
<p>「わたし、リンクくんのこと好きだよ。それっていけないことだったの？」</p>
<p>一緒にいられないのなら、好きになっちゃいけなかったの？<br />
わたしがそう言うと、お母さんは少しだけ唸った。</p>
<p>「うーん……いけない、ってことはないと思うわ。未登録名前は、リンクくんと一緒にいられなくても、好きでいられる？」</p>
<p>「……わかん、ない」</p>
<p>正直にそう答えた。<br />
だって、未来は分からないものだから。<br />
今は、ずっと続かないから。<br />
この先わたしがどういう気持ちになっていくかなんて、今のわたしには分からない。<br />
リンクくんのこと好きなのに、ずっと好きでいられる自信がない。<br />
そんな自分が恥ずかしくなった。<br />
けれどお母さんは、笑っていた。</p>
<p>「それでいいのよ」</p>
<p>「え？」</p>
<p>「大切なのは、今なんだから。今の自分の気持ちを大事にしなさい」</p>
<p>悩むのはその後でいいのよ、とお母さんはわたしの頭を撫でて、部屋から出て行った。</p>
<p>今の、自分の、気持ち。<br />
わたしは、わたしの気持ちは。</p>
<div style="height:80px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>
<p>わたしはベッドから跳ね起きて、走り出していた。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">939</post-id>	</item>
		<item>
		<title>気持ちの名前</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e6%b0%97%e6%8c%81%e3%81%a1%e3%81%ae%e5%90%8d%e5%89%8d/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Jan 2023 15:00:58 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://swingswing.echo.jp/?post_type=works&#038;p=937</guid>

					<description><![CDATA[気持ちの名前 この気持ちはなんだろう。 リンクくんといるのは、とても楽しいはずなのに。 でも、苦しくもあるんだ。 どうしてかなあ。 あの「きれいな」顔を見ると、胸がぎゅうっとするんだ。 「ねえ、お母さん。リンクくんって、...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e6%b0%97%e6%8c%81%e3%81%a1%e3%81%ae%e5%90%8d%e5%89%8d/" title="続きを読む気持ちの名前">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="ashita-title">
<h1>気持ちの名前</h1>
</div>
<p>この気持ちはなんだろう。<br />
リンクくんといるのは、とても楽しいはずなのに。<br />
でも、苦しくもあるんだ。<br />
どうしてかなあ。<br />
あの「きれいな」顔を見ると、胸がぎゅうっとするんだ。</p>
<p>「ねえ、お母さん。リンクくんって、不思議なんだよ」</p>
<p>お夕飯を待っている間、お手伝いをしながらお母さんに話してみた。<br />
お母さんはお料理をしながら返事をする。</p>
<p>「不思議って、どういう感じなの？」</p>
<p>「うーんと……」</p>
<p>いざ言葉にすると、なんて表現したらいいのか、分からなかった。<br />
なので、わたしはこの間リンクくんが言ってたことを思い出しながら言った。</p>
<p>「リンクくんね、未来ってなんだろうって言ってた」</p>
<p>「未来？」</p>
<p>「今がずっと続くことってないのかなって。それって、どういうこと？」</p>
<p>お母さんは料理の手を止めて、かがみこんでわたしに目線をあわせた。</p>
<p>「未登録名前は、リンクくんのことが気になるのね？」</p>
<p>「うん……。でも、どうしたらいいのか、分かんなくて」</p>
<p>リンクくんのことを考えると、楽しいような、嬉しいような、へんな気持ちになる。<br />
この気持ちをなんとかしたいけど、でも、どうしていいか分からない。<br />
分からない。分からないよ。<br />
わたしにはリンクくんのことが分からない。<br />
なんだか悲しくなって、うつむいた。</p>
<p>「きっとね、リンクくんは寂しいんだと思うわ」</p>
<p>「さび、しい？」</p>
<p>顔をあげると、優しい顔のお母さん。</p>
<p>「そう。たった一人で旅をして、色んな人と出会っても、それは一時でしかないの。いずれ忘れられちゃうのが、寂しいんじゃないかな」</p>
<p>どうして旅をしているのかは分からないけどね、とお母さんは付け加える。</p>
<p>「だから、明日が怖いんじゃないかしら。今がずっと続いて欲しいって、そう思ってるのかも」</p>
<p>わたしは、ようやく、違和感の正体が分かった。<br />
リンクくんのあの「きれいな」顔は、「寂しい」って顔なんだ。</p>
<p>「わたし、リンクくんになにをしてあげられるかな？」</p>
<p>リンクくんが寂しいって思ってるなら、それをどうにかしてあげたい。<br />
そう言うと、お母さんはわたしの頭を優しく撫でた。</p>
<p>「未登録名前は、リンクくんのことが好きなのね」</p>
<p>ああ、そうか。<br />
わたし、リンクくんのこと、好きなんだ。<br />
初めて会ったときからずっと。<br />
あの「寂しい」顔が、忘れられなかった。<br />
胸がどきどきするのも、苦しくなるのも、みんな。<br />
リンクくんのこと、好きになってたから。</p>
<p>「わたしがリンクくんのこと好きって言ったら、リンクくん、寂しくなくなるかな」</p>
<p>「ええ。だから、全身で愛してあげなさい」</p>
<p>「……うん！」</p>
<p>わたしは満面の笑みを浮かべた。<br />
やっと自分の気持ちやリンクくんのことが分かったから。<br />
きっと明日、リンクくんに好きって言おう。<br />
どんな返事をされるか、ちょっぴり不安だけど。<br />
でもリンクくんならきっと……。</p>
<p>きっと。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">937</post-id>	</item>
		<item>
		<title>君の音色</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e5%90%9b%e3%81%ae%e9%9f%b3%e8%89%b2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Jan 2023 14:59:59 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://swingswing.echo.jp/?post_type=works&#038;p=935</guid>

					<description><![CDATA[君の音色 今日はおうちの用事で、リンクくんのところに行けなかった。 でもせめて挨拶はしたくて、夕方、宿屋のほうに行ってみた。 けれどリンクくんはいなかった。わたしはがっかりしながら、家に―― ――どこからか、笛の音色が聞...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e5%90%9b%e3%81%ae%e9%9f%b3%e8%89%b2/" title="続きを読む君の音色">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="ashita-title">
<h1>君の音色</h1>
</div>
<p>今日はおうちの用事で、リンクくんのところに行けなかった。<br />
でもせめて挨拶はしたくて、夕方、宿屋のほうに行ってみた。<br />
けれどリンクくんはいなかった。わたしはがっかりしながら、家に――</p>
<p>――どこからか、笛の音色が聞こえる。</p>
<p>聞いたことない曲。誰が吹いてるんだろう。それにしても上手だなあ。<br />
わたしは音色に誘われるまま、歩き出した。<br />
ついた場所は、公園だった。<br />
真っ赤な夕焼けに向かって、誰かが笛を吹いている。<br />
あれは、リンクくん。<br />
わたしが近づくと、リンクくんはこちらを振り向いた。</p>
<p>「やあ、未登録名前」</p>
<p>「リンクくん、今の――」</p>
<p>あなたが吹いていたの、と聞こうとしたけど、どうしてか、声がつまった。<br />
だって、またあの「きれいな」顔をしている。<br />
その顔をされると、わたし、どうしていいか分からなくなる。<br />
わたしが言葉を詰まらせていると、リンクくんはわたしが言いたいことを分かってくれたみたいで、</p>
<p>「あ、今のね。このオカリナで吹いてたんだ」</p>
<p>青いオカリナを見せてくれた。<br />
ぴかぴかに磨かれているけど、使い込まれたようにちょっと傷のあるオカリナ。</p>
<p>「オカリナ、上手だね」</p>
<p>ようやくわたしは声が出せるようになって、そう言った。</p>
<p>「ありがとう」</p>
<p>リンクくんがはにかむ。</p>
<p>「ねえ、もう一度吹いてみて。もっと聞きたいな」</p>
<p>「いいよ」</p>
<p>そう言って、リンクくんはいくつか曲を吹いてくれた。<br />
どれも知らない曲だったけど、それがかえってわたしの興味をひいた。<br />
リンクくんは、わたしの知らないこと、たくさん知ってる。<br />
話そうとはしないけど、きっと長いこと旅をしてるんだろうな。<br />
この曲も、その時に覚えたのかな。<br />
旅先で出会った色んな人に、色んな曲を教えてもらって……。<br />
それはリンクくんにとって大切な思い出なんだろう。</p>
<p>「これでおしまい」</p>
<p>聞き入っていたわたしは、リンクくんの声ではっとする。<br />
そして拍手した。</p>
<p>「すごいなあリンクくん！ほんとうに上手」</p>
<p>「それほどでもないよ」</p>
<p>少し照れたように、リンクくんが頬をかいた。<br />
あれ、なんだか。<br />
リンクくんがこんなふうに照れたりするのを見るの、初めてだ。</p>
<p>「リンクくん、可愛い」</p>
<p>冗談めかしていうと、ますます照れてしまったように顔を紅潮させた。</p>
<p>「茶化さないでよ。恥ずかしい」</p>
<p>「あはは、ごめんごめん」</p>
<p>でもやっぱり可愛い、とわたしは思った。</p>
<p>その時、一羽のカラスが鳴いた。<br />
しまった、もう帰らなきゃ。</p>
<p>「ごめん、そろそろ帰らなきゃ」</p>
<p>「そっか」</p>
<p>また、だ。<br />
またリンクくんが、「きれいに」笑った。<br />
いたたまれなくなって、わたしは駆け足でその場を離れてから、</p>
<p>「また、あーしーた！」</p>
<p>と手を振った。<br />
リンクくんが振りかえしてくれたのを見てから、急いで家に帰った。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">935</post-id>	</item>
		<item>
		<title>悲しみと未来</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e6%82%b2%e3%81%97%e3%81%bf%e3%81%a8%e6%9c%aa%e6%9d%a5/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Jan 2023 14:59:02 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://swingswing.echo.jp/?post_type=works&#038;p=933</guid>

					<description><![CDATA[悲しみと未来 その翌日、お昼になるとわたしは宿屋に向かった。 リンクくんと約束したから。明日また会おうって。 ……違和感の正体は、まだわからないけれど。 でも会いたい。会いたいって気持ちが、すごく強くて。 わたしはいても...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e6%82%b2%e3%81%97%e3%81%bf%e3%81%a8%e6%9c%aa%e6%9d%a5/" title="続きを読む悲しみと未来">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="ashita-title">
<h1>悲しみと未来</h1>
</div>
<p>その翌日、お昼になるとわたしは宿屋に向かった。<br />
リンクくんと約束したから。明日また会おうって。<br />
……違和感の正体は、まだわからないけれど。<br />
でも会いたい。会いたいって気持ちが、すごく強くて。<br />
わたしはいてもたってもいられなかった。</p>
<p>宿屋に着いて、おかみさんにリンクくんはいるかと尋ねると、部屋にいるというので、早速会いにいった。<br />
扉の前で深呼吸して、ノックする。</p>
<p>「……リンクくん、いる？わたし、未登録名前」</p>
<p>少し間があって、</p>
<p>「未登録名前？」</p>
<p>なぜだか驚いている様子だった。<br />
けど、今日のわたしはそんなのおかまいなし。<br />
だって会いたかったから！</p>
<p>「あのね！一緒に町をまわろうよ！案内してあげる！」</p>
<p>中からぱたぱたと音がして、扉が開いた。<br />
寝起き、というわけではなさそう。髪も服装も整っていた。<br />
表情だけ不思議そうな、戸惑いがちだった。</p>
<p>「いいの？」</p>
<p>「うん、わたしの好きな町、リンクくんに紹介したくって――」</p>
<p>そこで、はたと気がつく。<br />
もしかして迷惑だったんじゃないか。<br />
お昼とはいえ、いきなり押しかけて出かけようなんて、非常識だって思われたかもしれない。<br />
そう思ったら、急に元気がなくなって、うつむいた。</p>
<p>「ご、ごめんね。あの、嫌だったらいいの」</p>
<p>わたし一人だけ浮かれているみたいで、恥ずかしかった。<br />
けれど、</p>
<p>「ううん。すごく嬉しい」</p>
<p>リンクくんは笑ってくれた。<br />
わたしもつられて笑顔になる。</p>
<p>それから二人で町に出た。<br />
港があるこの町はいつも人で賑わっていて、夜でも漁師さんが酒場で騒いでいたりする。<br />
リンクくんは通りを眺めて、一言。</p>
<p>「これじゃはぐれちゃいそうだね」</p>
<p>それもそうだ。わたしたちはまだ子供だし、人の波にあっというまに飲まれてしまう。<br />
どうしようか、とリンクくんに言いかけたところで、リンクくんがわたしの手を握った。</p>
<p>「じゃ、行こう。どこから行く？」</p>
<p>「え、えっと」</p>
<p>男の子から手を握られるなんて、初めてだ。<br />
心臓がうるさいくらいに鳴っている。<br />
それを悟られないように、心の中で大丈夫って呟いて、わたしは町の案内を始めた。</p>
<p>町の中心、噴水広場。ここには町の創設者の像が建っていて、この町のシンボルにもなっている。<br />
それから、港。大小さまざまな船が停泊していて、せわしなく荷物を運んでいる。<br />
港を過ぎると、大きな通りがあって、そこら一帯が個人商店街になっている。生活必需品はほとんどここで買える。<br />
お昼がまだだったので、買い食いをしながら通りを歩いた。魚の塩焼きはやっぱりおいしい。<br />
通りを抜けると、昨日リンクくんと出会った公園に出る。</p>
<p>「西側に港があるから、主に西側が栄えてるんだ。東や北はほとんど住宅街」</p>
<p>「なるほどね」</p>
<p>「だから、大体これで終わりかな」</p>
<p>案内を終えるころには、だいぶ日も傾いていた。</p>
<p>「この公園から見る夕日がね、一番きれいなの」</p>
<p>昨日のように、二人で並んで海を見た。<br />
潮騒が心地よく響き、風が頬をなでた。</p>
<p>「僕も、きれいだと思う」</p>
<p>「ほんと？」</p>
<p>お気に入りの場所をほめられて嬉しかった。</p>
<p>「でも、少し寂しい」</p>
<p>「え？」</p>
<p>リンクくんは、相変わらず海を見ている。<br />
青い瞳は夕日に照らされ、少し赤みを帯びているように見えた。</p>
<p>「夕方になって、夜になったら、明日がくるね」</p>
<p>「う、うん」</p>
<p>「明日って、なんだろう。未来ってなんだろう。今がずっと続くことって、ないのかな」</p>
<p>「……えっと」</p>
<p>リンクくんの言ってることが、わからない。<br />
明日。<br />
明日は明日だ。今日じゃない。今じゃない。<br />
今日が終わると明日で、明日が終わるとまた次の明日で。<br />
……やっぱり、よくわからない。</p>
<p>わたしが返事に困っていると、リンクくんは、また「きれいに」笑った。</p>
<p>「ごめんね。こんな話して。今日は楽しかったよ」</p>
<p>「そ、それなら、よかった」</p>
<p>リンクくんといるのは、楽しい。<br />
楽しいけど、どこか苦しいのはどうしてだろう。<br />
そんなの、はじめてだ。</p>
<p>「それじゃあね、未登録名前」</p>
<p>「あ……」</p>
<p>リンクくんが、行ってしまう。<br />
わたしは声を張り上げた。</p>
<p>「また、あーしーた！」</p>
<p>リンクくんは振り返って、手を振った。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">933</post-id>	</item>
		<item>
		<title>始めの日</title>
		<link>https://swingswing.echo.jp/works/%e5%a7%8b%e3%82%81%e3%81%ae%e6%97%a5/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ngr]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Jan 2023 14:55:57 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://swingswing.echo.jp/?post_type=works&#038;p=931</guid>

					<description><![CDATA[始めの日 まだ幼い男の子が、一人で町の宿屋に泊まっている。 という話を聞いて、わたしは好奇心からその男の子を訪ねることにした。 ハイラル王国から来たらしくて、馬を使ってここまできたとか。随分遠くからきたんだなあ。 わたし...  <a class="excerpt-read-more" href="https://swingswing.echo.jp/works/%e5%a7%8b%e3%82%81%e3%81%ae%e6%97%a5/" title="続きを読む始めの日">続きを読む</a>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="ashita-title">
<h1>始めの日</h1>
</div>
<p>まだ幼い男の子が、一人で町の宿屋に泊まっている。<br />
という話を聞いて、わたしは好奇心からその男の子を訪ねることにした。<br />
ハイラル王国から来たらしくて、馬を使ってここまできたとか。随分遠くからきたんだなあ。<br />
わたしはわくわくしていた。わたしはこの町から出たことがないから、仲良くなって旅の話をいっぱい聞かせてもらおう。<br />
歳は多分同じくらいだよって、宿屋のおかみさんが言ってた。だからきっと仲良くなれる。</p>
<p>どきどきしながら宿屋までいくと、おかみさんから「その子なら、海が見たいって外に出て行ったよ」と聞いて、ちょっとだけがっかりした。行き違いかあ。<br />
この町は、西側が海に面している。小さいながら港もあって、そのそばには公園がある。行くとしたら、そのどちらかだろう。<br />
そう思ったわたしは、まず公園をのぞいた。夕方に差し掛かった公園は、人影もなく、静かだった。昼間なら、少しくらい子供がいるのだけど。<br />
いや、ひとつだけ影がある。公園の奥、西日を見つめて、緑色の服を着た子が柵に寄りかかって海を見ていた。<br />
きっとあの子だ。間違いない。わたしはまたどきどきして、その子に近づいていった。</p>
<p>「あ、あの」</p>
<p>思い切って声をかけた。男の子は振り返る。<br />
……きれいな子。<br />
第一印象は、そう。子供なのにきれいって、なんだかおかしいけど、でもわたしはそう感じた。<br />
さらさらした金髪に、空のような青い瞳をしていて、わたしはいっそう、心臓が高鳴った。</p>
<p>「あなたが、この町に来たっていう旅人さん？」</p>
<p>「うん、そうだよ」</p>
<p>男の子は微笑む。なんてきれいに笑うんだろう。</p>
<p>「わたし、未登録名前っていうの。よかったら、お話しない？」</p>
<p>「いいよ。僕はリンク」</p>
<p>リンクくん。心の中で復唱して、リンクくんの隣に並んだ。<br />
夕日はもう海に沈みかけていて、海を赤く染めていた。</p>
<p>「ねえ、リンクくんはハイラルから来たんだよね。ハイラルに海はあるの？」</p>
<p>「ううん、ない。だから、海を見るのは初めてなんだ」</p>
<p>リンクくんは海を見つめながら言った。<br />
わたしは、そこで違和感を感じた。どうしてだろう。別におかしな言葉はなかったのに。<br />
そう、言葉は。</p>
<p>「僕、湖しか見たことないから、こんな大きなものだとは思わなかったよ」</p>
<p>「そ、そっか」</p>
<p>わたしの言葉がぎこちなくなる。<br />
さきほどとは違う理由で、胸がどきどきしていた。</p>
<p>「いい町だね。ここは」</p>
<p>「……ありがとう。わたしも、この町が好きなんだ」</p>
<p>自分の生まれ育った町が好き。<br />
ごく当たり前のことだと思うけど、今のわたしはそう返すのが精一杯だった。<br />
けれど、リンクくんは。</p>
<p>「……故郷が好きって、いいね」</p>
<p>あ、まただ。<br />
また、違和感。</p>
<p>「わ、わたし、そろそろ帰らないと！お母さんのお夕飯の手伝いしなきゃ」</p>
<p>なぜだか、そこにいるのがとても辛くて、わたしは適当なことを言った。</p>
<p>「そっか。それじゃあね」</p>
<p>リンクくんはきれいに笑った。<br />
きれいな笑顔。きれいな――</p>
<p>「また、会える？」</p>
<p>わたしはそう口にしていた。<br />
自分でも、どうしてそんなことを言ったのか、わからなかった。<br />
でも言わなければならない気がして。</p>
<p>リンクくんは少し驚いたような顔をして、またきれいに笑った。</p>
<p>「会えるよ」</p>
<p>その言葉に顔を輝かせて、わたしは少し離れてから大きく手を振った。</p>
<p>「また、あーしーたっ！」</p>
<p>友達に言うみたいに、元気に言った。リンクくんも手を振りかえしてくれて、嬉しくなったわたしは、何度も何度も振り返りながら、家に帰った。</p>
<div style="height:140px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>
<p>「明日、かあ」</p>
<p>少年は少女の去ったほうを見つめながら、呟いた。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">931</post-id>	</item>
	</channel>
</rss>
