「ばたんきゅー……うーんやっぱキミって強いなー!」
「ありがとう。でも、そんなに強くないよ。クルークに勝ったことないし」
「クルークも強いよ!けど、キミだってすっごく強いんだよ」
「そうかなあ……」
「だって、シグにもー、リデルにもー、あとラフィーナにも勝ってる!」
「うん、そうだけども」
「悔しいなぁ。いつか絶対勝つからね!」
「……アミティはすごいね」
「へっ、なにが?」
「ずっと負けていたら、逃げ出したりとか諦めたりしちゃうよ」
「そういうときももちろんあるよ。けど、しばらくしたら、胸の奥のほうがむずむずむずー!ってしちゃうから」
「……」
「だからキミともっと勝負したいんだ!」
「そっかぁ」
「ねえ、さっきのどうやってやったのか教えてほしいな!」
「アミティ、勉強はきらいなのに、ぷよ勝負は熱心だね」
「うっ……教科書は見てると寝ちゃうんだよねえ」
「ふふ。じゃあ実際に動きながらやってみよっか」
「オッケー!じゃあとことん、いっきまーす!」