「りすくま先輩って、難しいこと考えてるよね。愛についてとか、すごく高尚でかっこいいなあ」
「……うん★」
「それにいい声してるよね。低くて落ち着いてて、聞いてて安心するよ」
「あっあのさ★」
「どうしたの佐々木」
「ボクも先輩ほどじゃないけど勉強できるしゲームに関しては先輩より詳しいし声は自信ないけどそのかわり歌は自信あるし料理も運動も得意なんだよ★」
「ああ、そうだね。安心して、わたしの中で佐々木に勝てるひとはいないから」
「……★」
「隠れていても目が泳いでいるのが丸わかりだよ佐々木」