–だいぶメタい、会話文のみ
「ねえ!!!!俺のドラマ見た!?!?」
「うるっさいな何時だと思ってんの!!アパート暮らしなめんなよ!!!」
「んなことよりドラマ見たかって!!ネット配信されてるやつ!!!」
「見たけどそれがなにか!?」
「えっマジ?てっきり興味ないかと思ってた……やっぱ俺ってば愛されt」
「ドラマ版のほうが有能だよね」
「えっ」
「マスクもふざけてなくてカッコいいし」
「えっえっ」
「殺人の手際がいいよね」
「……未登録名前はそっちの俺のがいい?」
「うん」
「そっか……そうかぁ…………ウッ」
「え、何も泣かなくても……」
「どうせ俺は女子の蹴りで怯む殺人鬼だよ……ドウテイだよ……」
「そこまで言ってないんだけどな」
「クソッ……スマホがあれば俺だって……」
「(そういうことじゃない気がする)でも、まあ、親しみはあるんじゃない?人間味があって」
「えっホントに?」
「愛嬌があっていいんじゃないの。なんとなく」
「あ、そう?やっぱり!?いやー俺も殺人鬼なんだけどさーやっぱ時流ってのがあんじゃん?ただの超人じゃ個性埋もれるって思うわけだよね!そこを言うと俺みたいなポジションって最近でもあんま見ないしもう確固たる地位が築かれてるよなぁ!」
「でも私はドラマ版の方が好きだけどね」
「えっ」